MDXの基礎:MarkdownとJSXの融合
MDXは、MarkdownとJSX(React等で使用されるJavaScript XML)を組み合わせた強力なフォーマットです。この記事では、MDXの基本的な概念と使い方について説明します。
MDXとは
MDXは、Markdownの簡潔な記法に、JSXコンポーネントの柔軟性を組み合わせたフォーマットです。これにより、以下のようなことが可能になります:
- Markdownの中でReactコンポーネントを使用
- 動的なコンテンツの埋め込み
- インタラクティブな要素の追加
基本的な使い方
Markdownの部分
通常のMarkdownと同じように、見出し、リスト、強調などが使えます:
見出し1
見出し2
- リスト項目1
- リスト項目2
太字 と イタリック
JSXの組み込み
MDXでは、Markdownの中にJSXコンポーネントを直接記述できます:
import { Button } from './Button'
# ようこそ
<Button onClick={() => alert('クリックされました!')}>
クリックしてください
</Button>
実践的な例
以下は、MDXを使用した簡単なブログ記事の例です:
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title: MDXのテスト
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import Counter from './Counter'
# インタラクティブな記事
これは通常のMarkdownテキストです。
<Counter initial={0} />
さらにMarkdownで続きます。
まとめ
MDXは、文書作成の柔軟性を大きく向上させます。Markdownの簡潔さとJSXの強力な機能を組み合わせることで、より豊かなコンテンツを作成できます。